6-テトラ-O-アセチル-1-C-[4-クロロ-3-[[4-[[(3S)-テトラヒドロフラン-3-イル]オキシ]フェニル]

本品は淡黄色のフィルムコーティング錠で、コーティングを除去すると白色又は白色に近い色になります。

適応症
この製品は 2 型糖尿病の治療に適しています。

単独療法
この製品は、2 型糖尿病患者の血糖コントロールを改善するために、食事管理および運動と組み合わせて使用​​されます。

メトホルミン塩酸塩と併用
塩酸メトホルミン単独では効果的に血糖コントロールができない場合、本製品と塩酸メトホルミンを併用することで、食事と運動に基づいた2型糖尿病患者の血糖コントロールを改善することができます。

塩酸メトホルミンおよびスルホニル尿素と組み合わせて使用​​されます。
塩酸メトホルミンとスルホニル尿素剤の併用で血糖コントロールが効果的でない場合に、本品は塩酸メトホルミンとスルホニル尿素剤を併用して、食事と運動による2型糖尿病患者の血糖コントロールを改善することができます。

薬物制限
この製品は、1 型糖尿病患者または糖尿病性ケトアシドーシスの治療には推奨されません。

仕様
(1) 10mg;(2) 25mg。

投与量
推奨用量。
この製品の推奨用量は、朝、1日1回、空腹時または食後に10mgです。この製品に耐えられる患者では、用量を 25 mg まで増量できます ([臨床試験] を参照)。
血液量減少のある患者では、本製品の使用を開始する前に血液量減少を修正することが推奨されます（【使用上の注意】を参照）。

腎機能障害のある患者。
本製品の使用を開始する前に腎機能を評価し、その後は定期的に評価することをお勧めします。
eGFR が 45 mL/min/1.73 m2 未満の患者は、この製品を使用しないでください。
eGFR が 45 mL/min/1.73 m2 以上の患者は、用量を調整する必要はありません。
eGFRが継続的に45mL/min/1.73m2未満の場合は、本品の使用を中止してください（【使用上の注意】を参照）。

肝障害のある患者。
肝障害のある患者は用量を調整する必要はありません。重度の肝障害のある患者では、エンパグリフロジンへの曝露が増加しました。重度の肝障害のある患者の治療経験は限られているため、この部分の患者には推奨されません。